「ワゴンR」仕様変更 安全機能充実 スズキ

 スズキは30日、軽乗用車「ワゴンR」シリーズの安全機能の充実を図るなど一部仕様を変更して発売する。ヘッドランプやフロントグリルに新デザインを採用した「ワゴンRカスタムZ」「同昇降シート車」を設定する。

新設定した「ワゴンRカスタムZ」(ハイブリッドZT)
新設定した「ワゴンRカスタムZ」(ハイブリッドZT)

 安全機能面では「ワゴンR」「同スティングレー」「同昇降シート車」の全車に、夜間の歩行者も検知する「デュアルカメラブレーキサポート」を標準搭載した。一部を除き、車線逸脱抑制機能も備える。通信機能サービスの「スズキコネクト」にも対応する。
 ワゴンRカスタムZはマイルド(簡易版)ハイブリッド車で、ターボ車も設定した。外観はフロント周辺に専用デザインを採用するなど、精悍(せいかん)さを表現した。全8色。内装はブラックを基調にブラウンメタリックで一部装飾するなど上質感を高めた。
 いずれも湖西工場(湖西市)で生産する。ワゴンRシリーズの目標販売台数は月間計6500台。ワゴンRカスタムZのメーカー希望小売価格は147万4千円から。
 (浜松総局・山本雅子)

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