AIが静岡県庁案内 案内板にチャットボット機能 東館2階に設置

 静岡県は1日、県庁東館2階の県民サービスセンターに設置された「県庁案内タッチディスプレイ」に多言語AIチャットボットの機能を追加した。本年度末までの実証実験。コストや回答精度を勘案して2023年度以降の運用を検討する。

「案内タッチディスプレイ」のチャットボット機能を試す県庁スタッフ=1日午後、県庁
「案内タッチディスプレイ」のチャットボット機能を試す県庁スタッフ=1日午後、県庁

 チャットボットの追加で、声に出して質問すれば担当部署や電話番号、案内図などの回答を得られる。「意見を言いたい」と問うと広聴広報課、「富士山が見たい」と呼び掛けると富士山展望ロビーや富士山世界遺産課などを表示し、画面をタッチすると案内図が表示される。表示や音声入力は英語にも対応し、9月にはベトナム語も追加する。
 県庁の庁舎案内は本館案内所に職員1人が常駐し、東館、西館の各案内所にある電話機への問い合わせに別の職員2人が応対している。実験は非接触対応と業務効率化などを目的とし、AIの学習機能を生かして回答精度の向上を図る。
 県広聴広報課の担当者は「県民と一緒に作るコミュニケーションツールにしたい。来庁した時に話し掛けて育てて」と述べた。

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