富士山登山安全情報を随時発信 静岡県、今夏からツイッター運用開始

 静岡県は今夏、富士山の安全登山に役立つ情報を随時発信する公式ツイッターの運用を開始した。富士山の頂、中腹、麓にいる地元関係者の協力を得て、天候の様子や登山道の混雑具合、周辺道路の交通状況などを写真付きで情報提供している。

富士登山の安全情報を随時発信しているツイッター。今夏から運用が始まった=富士山富士宮口登山道(写真部・小糸恵介)
富士登山の安全情報を随時発信しているツイッター。今夏から運用が始まった=富士山富士宮口登山道(写真部・小糸恵介)

 ツイッターのアカウント名は「静岡県 富士登山安全情報」。富士山で活動する山小屋のスタッフや登山ガイド、交通事業者らが1日当たり計20~30件を投稿している。1日午後2時、富士宮口5合目からは「気温25度 雲の隙間から太陽が見えます」などと投稿があった。
 標高日本一の富士山は気象条件が厳しく、空模様や気温、風速などは目まぐるしく変わる。中腹から山頂にかけての人出や5合目行きシャトルバス、タクシー乗り換え駐車場の空き状況など、現地でないと分からない点も多い。富士登山を計画する人から「随時情報がほしい」との要望があり、県はツイッターの運用を決めた。
 県富士山世界遺産課によると、登山者からは「非常に便利」と好評を得ているという。同課の担当者は「予算を全くかけずに効果的な情報発信ができている。地元の皆さんと協力して、富士山の今を伝えていきたい」と意気込む。

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