福祉交流センター新装 浜松の視覚障害者団体が見学
浜松市中区の市福祉交流センターが約1年間の改修を経て再オープンするのを前に、市視覚障害者福祉協会が31日、施設内の見学会を開いた。会員17人とヘルパーが市社会福祉協議会職員の案内で変更点を確認した。

1、3、5階に分かれていた事務室を1~2階に集約し、上階に多目的室、小ホール、展示ギャラリーを配置した。全館で無料Wi―Fiを使える。新たに障がい者基幹相談支援センターなど3団体の事務所が入る。8月1日にオープンする。
同福祉協会はパソコン教室などでセンターを使っていて、21日には文化祭を開く。安松和男会長は「調理室がなくなったのは残念だが、きれいで使いやすそう。会員の心のよりどころとして活用したい」と話した。
(浜松総局・宮坂武司)