生産者と消費者 つなぎ役に 藤枝市、こどもサポーター任命

 藤枝市はこのほど、「こども消費生活サポーター」の任命式を市役所で行った。市内の小学4~6年生の10人が持続可能な開発目標(SDGs)を考えるとともに、生産者と消費者をつなぐ活動に取り組む。

こども消費生活サポーターの任命式。生産者訪問などを通してSDGsを学ぶ=藤枝市役所
こども消費生活サポーターの任命式。生産者訪問などを通してSDGsを学ぶ=藤枝市役所

 子どもたちは地元の生産者訪問などに臨む。8月20日に同市稲川の三浦豆腐店、秋ごろに別の生産者を訪れる予定。生産現場での環境への配慮や、地域を盛り上げる活動について関心を深める。
 本年度末には、消費者教育活動を展開する「消費者安心サポーター」を務める大人たちとの合同研修会や、成果報告会を行う。学習内容は、交流サイト(SNS)などで市内外の消費者に向けて発信していく。
 市役所で子どもたちに任命書を渡した北村正平市長は「学んだことを周囲に積極的に伝えてほしい」と呼び掛けた。

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