内田地区出土の土器展示 菊川市中央公民館
菊川市埋蔵文化財センターどきどきはこのほど、同市内田地区の遺跡から出土した土器などの特集展示「菊川を掘る!」を同市中央公民館の展示室で始めた。10月2日まで。

いずれも上小笠川沿いにある御門前遺跡、木舟遺跡、政所本屋敷遺跡、古川遺跡の弥生、古墳、奈良、平安時代の出土品を展示した。このうち、政所本屋敷遺跡から出土した平安時代の石製の帯飾りは県内で10例ほどしか確認されていない貴重な資料という。当時の貴族や役人の衣服で使われた。このほか、鳥の頭に似せた土器や、人や馬を表した土製品も並べた。
同センターは展示に合わせ、文化施設を巡るスタンプラリーも同じ期間に開催している。スタンプの設置場所は同センター、中央公民館、黒田家代官屋敷資料館、小菊荘の4カ所。3カ所以上のスタンプを集めると景品と交換できる。