⚾東海大翔洋がV2 静岡県中学総体・軟式野球

▽決勝
浜松高台・佐鳴台
00000―0
3130×―7
東海大翔洋
(5回コールド)
▽本塁打 久保山(東)
▽準決勝
浜松高台・佐鳴台 4―1 静岡南
東海大翔洋 10―1 島田初倉・川根
(6回コールド)
【評】東海大翔洋が攻守で浜松高台・佐鳴台を圧倒した。
東海大翔洋は一回、久保山の3点ランニング本塁打で先制し、二、三回も海野、寺田の適時打などで4点を追加した。右腕海野が直球主体の投球で5回無失点。
浜松高台・佐鳴台は散発2安打で二塁を踏めなかった。
■先発海野好投 二塁踏ませず
軟式野球は、6月の全日本少年軟式野球大会(全軟)県大会を制した東海大翔洋が勢いに乗って連覇した。先発海野が直球を軸に5回無失点、6奪三振の力投。打撃陣の猛攻を呼び込み、「自分の持ち味を生かせた」と満足そうだ。
気合を入れて投げ込む130キロ台の速球が強み。初回の先頭打者に四球を与えたが、その後は落ち着いた投球で二塁を踏ませなかった。三回は8番から三者三振。特に全軟の決勝で満塁本塁打を浴びた浜松高台・佐鳴台の1番藤本を、「気持ちで投げきった」とねじ伏せた。
寺崎監督は「完璧だった。東海大会でも直球で押し切る投球を期待したい」と絶賛。東海大会に向け、海野は「直球で三振を奪ってチームを盛り上げたい」と強気に話した。