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清水港の海洋文化施設 事業者が入札参加表明 静岡

 静岡市は29日、民間資金活用による社会資本整備(PFI)方式で清水港に建設を目指す海洋文化施設「海洋・地球総合ミュージアム」の事業者公募について、事業者から入札参加を表明する書類の提出があったと明らかにした。
 5月末に入札公告を開始し、同日を入札参加表明書の提出期限としていた。市は提出業者の数や概要を明らかにしていない。入札公告では、新型コロナウイルス下を踏まえて事業者に感染症対策を義務づけ、都市型水族館などの新設や全面改修を手がけた実績のある業者が応札できるように門戸を広げた。
 市海洋文化都市政策課によると、入札参加表明書の提出業者に対して8月上旬、入札の参加資格があるかどうかの審査結果を通知する。入札書類と事業提案書の提出期限を10月下旬とし、11月に落札者を決定・公表する。
 海洋文化施設は2026年4月の完成予定。総事業費約240億円のうち約70億円は入場料で賄う。市は残る約170億円の枠内で落札を希望する事業者の公募を受け付けた。同課は「海洋文化都市の核となる施設。地元関係者と協力し、より良い施設づくりを目指す」としている。

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