テーマ : 防災対策

災害時の「知識行動」学ぶ 沼津商高でジュニア防災士講座

 清水町の沼津商高でこのほど、県の「ふじのくにジュニア防災士養成講座」が開かれた。1~3年の希望者69人が、同防災士に認定されるためのコースの一つ「知識行動」を受講した。

地震発生時の被害状況などをグループで確認する生徒=清水町の沼津商高
地震発生時の被害状況などをグループで確認する生徒=清水町の沼津商高

 県東部地域局危機管理課の小林宏教主査が講師を務め、県内で地震が発生した時の被害状況などを説明。生徒はタブレット端末を使い、自宅周辺の被害想定を確認した。「ペットがいたら」「スマホの電池がなくなったら」など災害発生時の状況を設定し、行動を考える「災害時判断ゲーム」も実施。生徒はグループごと活発に意見を出し合い、災害時の行動を提案した。
 3年の福岡陸生さん(17)は「災害が起きたときにどう避難するべきか理解できた。自宅や避難した先で使う備蓄品の確認もしたい」と話した。

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