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中電社長 浜岡原発の追加津波対策「基準適合に向け検討」

 中部電力の林欣吾社長は27日、名古屋市内で開いた定例記者会見で、浜岡原発(御前崎市佐倉)の防潮堤(高さ22メートル)のかさ上げなど追加の津波対策について「今後、新規制基準の適合に向けて検討していきたい」との方針を示した。

浜岡原発の津波対策について語る中部電力の林欣吾社長=27日午後、名古屋市内
浜岡原発の津波対策について語る中部電力の林欣吾社長=27日午後、名古屋市内

 浜岡原発の新規制基準適合性確認審査を巡っては15日の会合で、プレート間(南海トラフ)地震単独の最大津波高が防潮堤を上回る22・7メートルとなる中電の評価を、原子力規制委員会が了承した。
 林社長は「(津波対策の審査の前提となる)基準津波の策定に向けて大きな前進になった」と語り、「最終的には設備対策も含め、新規制基準適合に向けた対策を考えていかなければいけないと思っている」とした。
 具体的な対策の内容は「まだこれから」と述べるにとどめ、まずは基準津波の決定に全力を注ぐ従来の考えも改めて強調した。
 防潮堤のかさ上げなどをせず、津波が原発敷地内に浸水することを前提に津波対策を議論することには、規制委の更田豊志委員長が20日の記者会見で「他の原発で例はない。かなり難しい審査になるのでは」との認識を示している。

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