古い水道メーター 障害者が分解分別 就労拡大へ静岡市

 障害者の就労機会を拡大しようと静岡市上下水道局と障害者就労施設「清水うしおワーク」=清水区=が協力し26日、設備更新後の水道メーターの分解分別作業を同施設が担う「トライアルワーク」を開始した。

水道メーターを分解する小林さん=静岡市清水区の清水うしおワーク
水道メーターを分解する小林さん=静岡市清水区の清水うしおワーク

 同局によると静岡市では従来、8年ごとに交換する各家庭の水道メーターについて、取り外した古いメーターを新品購入時の下取りに出していた。メーターを安価な型に変えるなどコスト削減を進める中で、古いメーターも金属部分のみ抽出し売却すれば下取りより価格が高まると試算。大量のメーターを分解分別できる協力先を探し、同施設の協力を得て実現した。2025年まで事業を継続する予定という。
 分解作業では専用工具を使い、メーターからゴムパッキンやプラスチック部品などを次々に取り除いた。作業を担当した小林弘幸さん(38)は「取り外しに力が必要な部分もある」と話した。同局は今後、メーターのガラス部品の再利用も検討していくという。

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