静岡城北高生とモーリシャスの生徒 SDGsテーマに交流 海洋汚染問題で活発意見

 静岡城北高の生徒とインド洋の島国モーリシャスの高校生が持続可能な開発目標(SDGs)について意見を交わすオンライン交流会が25日、静岡市葵区の同校で開かれた。

SDGsについて意見交換する生徒ら=静岡市葵区の静岡城北高(写真の一部を加工しています)
SDGsについて意見交換する生徒ら=静岡市葵区の静岡城北高(写真の一部を加工しています)

 交流会は東京五輪・パラリンピックで同市が同国のホストタウンを務めた縁で市が企画し、双方の高校生計30人が参加した。
 生徒は両国交えて6人一組のグループを作り、SDGsの14番目の目標「海の豊かさを守ろう」について、達成するための取り組みを話し合った。日本と同国に共通する問題としてプラスチックごみによる海洋汚染問題があるとし、分別型のごみ箱を路上に多く設置するべきといった意見が活発に上がった。
 静岡城北高2年の北上由梨奈さん(17)は「モーリシャスは遠い国と思っていたが、共通の問題もあって身近に感じた。地球環境のため自分たちにできることをしていきたい」と話した。
 (社会部・沢口翔斗)

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