東京五輪・パラ1周年 競技自転車体験イベント 伊豆市のベロドローム

 伊豆市は24日、東京五輪・パラリンピック自転車競技会場になった同市の伊豆ベロドロームで市民を対象にした特別見学と試乗体験会を始めた。大会の開催から1周年を記念したイベント。

伊豆ベロドロームでトラックバイクの乗車を体験する参加者=伊豆市
伊豆ベロドロームでトラックバイクの乗車を体験する参加者=伊豆市


 初回には8~73歳の幅広い年齢層の市民12人が参加した。五輪に3大会連続で出場した飯島誠さんや日本サイクルスポーツセンター職員の指導で、ブレーキが無く、ペダルと車輪が連動するトラックバイクの乗車を体験した。参加者は木製のバンクを走り、選手の気分を味わった。
 家族で参加した石井杜和さん(中伊豆中1年)は「普通の自転車よりもスピードが出た。すごい場所で走れて良かった」と喜んだ。
 12月までおおむね月1、2回のペースで開催し、伊豆マウンテンバイクコースのウオーキングも実施する。
 (大仁支局・小沢佑太郎)

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