会計士の梅沢社長 図書館に著書寄贈 地元沼津に恩返し

 沼津市出身の公認会計士で管理会計ラボ(東京)の梅沢真由美社長(43)がこのほど、管理会計の実務などに焦点を当てた著書7冊を同市立図書館に寄贈した。梅沢社長が市役所を訪れ、奥村篤教育長と尾和富美代図書館長に手渡した。

奥村教育長(右)に著書を贈る梅沢社長=沼津市役所
奥村教育長(右)に著書を贈る梅沢社長=沼津市役所

 梅沢社長は市立第一小、第一中、沼津東高を卒業。高校時代、勉強の場としていた同図書館への恩返しとの思いを込めた。大学院の頃に公認会計士の資格を取得し、子育てと企業経営の傍ら、入門編や実用編などの著書を多数執筆している。
 奥村教育長は一中の2、3年時の担任だったという。「教え子の活躍は教師冥利(みょうり)に尽きる。こういう形で再会できてうれしい」と奥村教育長。梅沢社長も「思い出の図書館に少しでも貢献できれば。多くの人の目に触れてほしい」と語った。

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