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静岡人インタビュー「この人」 栗原薫さん 静岡県交通指導員会連合会の会長に就任

 三島市交通指導員会に1975年に入り、登下校時の交通安全活動や啓発イベントに参加してきた。連合会は県内33市町の交通指導員会で構成し、会長の任期は2年間。73歳。

栗原薫さん
栗原薫さん

 ―県内の交通事故の状況をどう思うか。
 「自転車事故が多発している。特に電動自転車は扱いを間違えると事故になる危険が高まる。実は、自転車のルールは難しい。降りれば歩行者になることも周知し、安全運転を徹底したい。高齢者関連事故も多い。お年寄りが横断歩道を渡らずに近道をするのが危険だ。自分の身を守ることを第一に考えてもらいたい」
 ―県の連合会はどのような状況か。
 「自分が入会したころは2千人の指導員がいたが、現在は1400人。年々減少している。多くの指導員は定年後に入会するため、若い人が特に少ない。一方で女性会員が増えてきた。力を高め、さらなる活躍を期待したい」
 ―自身が指導員になったきっかけは。
 「昭和40年代は交通戦争の時代、県内でも年間100人の子供が亡くなっていた。何とかしないといけないと思い、27歳で指導員になった。報酬はないが、やりがいや達成感、満足感は大きい。自分自身も事故を起こさなくなるし、メリットもたくさんある」
 ―ドライバーへの呼びかけを。
 「運転する車のスピードがある程度守られれば事故は減る。思いやりを持ってハンドルを握るのが最も大切だ。そうすれば安全確認やスピードの順守など、マナーとルールが自然と守られる。気持ちに余裕と優しさを持ってほしい」

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