コロナ「自宅安静と市販薬で治る」 静岡県、冷静な対応呼び掛け

 新型コロナウイルスの新規感染者が県内で過去最多5890人を記録した22日、県健康福祉部の後藤幹生参事は記者会見で「現在のオミクロン株は、多くの人は自宅安静と市販薬で治る病気」と強調し、県民に冷静に対応するよう訴えた。
 後藤参事は、置き換わりが進むオミクロン株「BA・5」は重症化事例が非常に少なく、特に60歳以下はほぼ軽症で済むと説明。救急医療が逼迫(ひっぱく)する現状を挙げ、「専門家会議の委員から、せき止めや解熱剤で十分治ると聞いている。風邪症状だけで夜間休日に受診するのは控えて」と呼び掛けた。
 病院や診療所の発熱外来に検査希望が殺到し、一般診療に影響が出かねない状況も指摘した。
 一方で、対策を緩めれば感染がさらに拡大し、社会機能が低下する事態などを踏まえ、「警戒は続けてほしい。ワクチンの追加接種も検討を」と付け加えた。

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