相撲団体・飛龍 春夏連覇に挑戦【全国高校総体 静岡県勢展望㊦】

 相撲団体は今春の全国選抜を制した飛龍が春夏の制覇に挑む。3人制だった春の団体から夏は5人制に増えるのは層が厚い飛龍にとって好材料。静岡県総体個人総合を負けなしで連覇した桑原、昨年度高校生横綱の菅原と豊富なタレントで臨む。

全国高校総体・会場と日程
全国高校総体・会場と日程

 空手は御殿場西勢の優勝量産に期待だ。全国選抜代替大会は男子形個人の後藤、女子組手個人59キロ以上級の橋本が優勝。団体女子は4大会連続Vを目指す。レスリングは男子51キロ級の菊地(飛龍)が春夏連覇を狙う。スピードと鋭いタックルを武器に全国選抜は個人、団体で9戦全勝と強さを見せた。昨夏同階級準Vの勝目は55キロ級に上げてタイトル奪取に照準を合わせる。ボート女子シングルスカルの高橋(浜松北)も2季連続Vが懸かる。
 剣道は男子の磐田東が2年連続出場。女子の浜名は県総体20連覇の磐田西に勝って初の全国総体に臨む。柔道男子団体の加藤学園は春16強。難敵を倒し3回戦に進んだ。個人も板東、岡本らが3階級に挑む。女子は藤枝順心が3大会ぶりの出場。
 卓球男子は昨年団体4強の静岡学園が悲願の頂点を目指す。中心は県総体で単複との3冠を手にした田中で、溜も昨年に全国舞台を踏んだ。女子団体の浜松修学舎も県シングルス女王の福田ら厚い選手層で上位を狙う。
 ソフトボールは飛龍がアベック出場。優勝4度の男子は昨夏初戦敗退、今春8強の雪辱を期す。テニス男子団体の日大三島は11大会ぶりに夏の全国に返り咲いた。ハンドボール女子の静岡農は4季連続の全国で、初の大会2勝を目指す。男子は清水桜が丘が4大会連続の出場となった。

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