避難場所に選果場 JAみっかびと6自治会、協定締結

 浜松市北区三ケ日町のJAみっかびと同町の釣橋川以西の6自治会はこのほど、地震や風水害などの災害時に、同JA柑橘(かんきつ)選果場を緊急避難場所として活用する協定を締結した。

協定書を披露する井口組合長(前列中央)と自治会長ら=浜松市北区三ケ日町
協定書を披露する井口組合長(前列中央)と自治会長ら=浜松市北区三ケ日町

 釣橋川は大雨で増水しやすく、氾濫の危険性が高いとされる。選果場は川の西側に位置するため、6自治会の住民は川の近くを通ることなく避難できるようになるという。従業員用の食堂や会議室の利用を想定するほか、選果場の稼働状況によって同JAが臨機応変に場所を提供する。
 同選果場で行われた締結式で、井口義朗代表理事組合長と自治会長らが協定書を交わした。三ケ日町自治会連合会の竹平智範会長は「もしもの時に利用できるのは、住民にとって大きな安心につながる」と感謝した。

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