水遊び広場やいかだ作り体験、3年ぶり再開 富士山こどもの国
富士市の富士山こどもの国で、水の国エリアの水遊び広場やいかだ作り体験が3年ぶりに再開された。天候に恵まれた17日は多くの親子連れでにぎわい、工夫して仕上げたいかだに乗った子どもが水上を冒険した。8月末まで。
水遊び広場は、深さ30センチほど水を張ったスペースに噴水や滑り台などが設けられている。カヌーなどが体験できる池では、冒険心をくすぐるいかだ作りが人気を集めた。会場に用意された木の板や竹、ロープ、ブイを使って親子がいかだを組み立て池に浮かぶか何度もチャレンジした。浮力が足りずに沈む失敗もあり、笑顔や歓声が飛び交った。
浜松市立佐藤小2年の毛利颯太君は1度目はブイが外れて沈んだが2度目は見事に成功し、「いかだ作りは難しいけど楽しい」と心地よさそうに水上を旅した。父の昇平さん(41)も「工夫して改善できるいい遊び。大人も楽しめる」と喜んだ。
同エリアでは、ニジマスのつかみ取りや釣り体験、その場で塩焼きして食べる体験も7月23日から8月末まで実施する。
(富士支局・青島英治)