⚽サッカークラブ「SS伊豆」設立7年 初の全国大会へ

 長泉町を拠点に活動する県社会人リーグ1部所属のサッカークラブ「SS伊豆」の片岡大輔代表理事と伊藤壮コーチは14日、町役場を訪れ、10月に鹿児島県で開催する全国社会人サッカー選手権全国大会への初出場を池田修町長に報告した。

池田町長(中央)に全国出場を報告した片岡代表理事(左)と伊藤コーチ=長泉町役場
池田町長(中央)に全国出場を報告した片岡代表理事(左)と伊藤コーチ=長泉町役場

 2016年に設立した同クラブは、日中はスポンサー企業で正社員として働き、夜と週末に練習する「デュアルキャリア」チームとして活動。英会話教室や障害者向けサッカー教室など、地域活動にも力を入れているという。東駿河湾3部リーグから5年連続で昇格し、今年、クラブ史上初となる東海予選の出場権を獲得。クラブ設立から7年での全国大会出場は最短という。
 片岡代表理事は「成果が出せたのは周囲の支えのおかげ。今後も選手のセカンドキャリアを考えながら、地域のためになる活動にも力を入れたい」と述べた。池田町長は「7年の積み上げで成果を出しながら、地域活動にも取り組む姿勢を尊敬する。良いニュースを聞けるのが楽しみ」と激励した。
 (東部総局・菊地真生)

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