水資源取り組み JR東海、冊子で紹介 流域の駅やウェブで

 リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川水問題を巡り、JR東海は13日、大井川の水資源に関する同社の取り組みを紹介する冊子の配布を大井川流域の東海道線10駅と静岡駅の計11カ所で始めた。同社に対する意見や質問の受け付けも開始し、質問には個別に回答するほか今後の地域への説明に活用する。

JR東海が配布しているパンフレット
JR東海が配布しているパンフレット

 冊子はA4判22ページ。国土交通省の専門家会議がまとめた中間報告の内容や同社の解析による大井川の水資源への影響などをまとめた。4月に開かれた県の有識者会議で同社が示した田代ダムの取水抑制案にも触れている。同社のウェブページからも冊子のデータをダウンロードできる。
 意見や質問は同社の中央新幹線静岡工事事務所がメールか電話で受け付ける。メールの場合は同社のウェブページから送る。電話は平日午前9時~午後5時に同事務所<電054(685)1452>へ。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞