浜ホト社長「海外でも研究開発」 子会社、デンマーク企業買収 

 浜松ホトニクスの晝馬明社長は7日、子会社がデンマークのレーザー装置部品製造「NKTフォトニクスA/S」の買収を決めたことについて「浜松ホトニクスを真のグローバル企業にするプロジェクトの一環。海外でも研究開発を進めたい」と強調した。
 8月稼働予定の同社常光製作所第5棟(浜松市東区)の竣工(しゅんこう)式で言及した。晝馬社長は海外進出を進めることが海外からの需要増に寄与するとの認識を明示。「センサーや光源などコアになる製品は浜松で作り続ける。今後の海外発展とともに浜松周辺の事業の伸長に全力を尽くす」と述べた。
 NKT―はレーザー光を増幅する独自技術を持つ企業で、浜ホトのベルギー子会社が来年3月末に取得予定。

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