低速EVの走り心地は 焼津で体験試乗会、イベントで活用検討

 焼津市中港の焼津港内港で7日、今秋市内で実証実験に使う低速の電気自動車(EV)「グリーンスローモビリティ」の体験試乗会が開かれた。車両を提供するモビリティワークス(東京都町田市)が主催で、関係者は港周辺をゆっくりとした速度での走り心地を確かめた。

お披露目したグリーンスローモビリティ=焼津市中港の焼津港内港
お披露目したグリーンスローモビリティ=焼津市中港の焼津港内港

 車両はゴルフカートをベースにしていて、時速20キロ以上が出ない仕組みとなっている。公道も走ることが可能。後部座席は後ろ向きで乗ったり、荷物置き場として使ったりすることもできる。市では今秋、漁具倉庫を活用したテレワーク施設を中心とした「やいづ釣り三昧ワーケーションツアー」を計画している。この車両はツアーの参加者の港周辺やJR焼津駅などへの移動手段としての活用を検討している。
 

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