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茶品評会を見学 牧之原の児童 茶葉に触れ、入れ方学ぶ

 牧之原市認定農業者協議会(今村剛宏会長)は6日、一番茶品評会を同市の市相良総合センター「い~ら」で開いた。静岡牧之原茶に親しんでもらおうと地元小学生を招待し、審査風景の見学会やお茶の入れ方教室を開催した。

品質の違いを確かめる児童=牧之原市の市相良総合センター「い~ら」
品質の違いを確かめる児童=牧之原市の市相良総合センター「い~ら」


 会場には市内8校の3年生約350人を招待した。児童らは品評会で審査するポイントの説明を受けた後、実際に茶葉に触れた。会場にずらりと並ぶ茶葉を前に「さらさらしている」「こっちのほうが香りが強い」などと話し、生産者ごとに異なる特徴を確かめた。急須を使った茶の入れ方教室では、生産者から指導を受けながら、おいしくお茶を飲む方法を実践した。
 品評会には協議会員の茶工場から計63点の出品があり、外観、水色、香気、滋味の4項目を審査した。同協議会の今村会長は「上位と下位の差がなく、全体的にレベルが高かった。子どもたちにはお茶をより身近に感じてもらい、地元の誇りとして感じてもらえればうれしい」と話した。
 品評会の主な入賞者は次の通り。
 【最優秀賞】高塚勝之(菅山)
 【優秀賞】横沢秀訓(勝間田北)森木喜代治(萩間)長谷川正治(萩間)
 (榛原支局・足立健太郎)

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