小山・須走まちづくり協議会 国の道路協力団体に 138号の美化評価

 昨年12月に国土交通省から「道路協力団体」に指定された小山町の須走まちづくり推進協議会への指定証交付式が3日、同町で開かれた。

道路協力団体の指定証を受け取る外川会長(右)=小山町須走
道路協力団体の指定証を受け取る外川会長(右)=小山町須走

 富士山の世界遺産登録を契機に始め、今年で8年目となる国道138号の景観向上美化活動の実績が認められた。指定期間は5年間。国交省沼津河川国道事務所の幹部から指定証を受け取った外川利光会長(須走地区区長会長)は「今後も活動を継続したい」と決意を述べた。
 須走地区には世界遺産富士山の構成資産の須走口登山道と冨士浅間神社がある。交付式後の作業には小学生を含む約150人が参加し、道路の除草や植木の剪定(せんてい)、ガードレールの塗り替えに汗を流した。
 道路協力団体制度は2016年に始まり、県内の指定は3団体目。指定によって活動時の手続きが柔軟になり、道路空間を活用した収益活動が可能になる。
 (御殿場支局・矢嶋宏行)

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