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家庭や勤務先、学校などで参院選は話題になる?【参院選×NEXT特捜隊アンケート】

 「参院選について家庭や勤務先、学校などで話題になる?」。読者参加型の報道に取り組む静岡新聞社の「NEXT特捜隊」がLINEアンケートで尋ねたところ、家族や友人といった近しい人とは、候補者や公約について意見を交わす人が多い傾向があった。「話題にしない、ならない」と答えた人は回答者86人中23人だった。

 沼津市のパート女性(61)は「今回の参院選は、家庭でも勤務先でもかなり関心を持たれている」と受け止める。「物価上昇を打破してくれる政党はどこか。候補者は当選後に何をしてくれるか。公約は守ってくれるか」などと話題は尽きない。気になる候補者の公約を調べているという静岡市葵区のサービス業女性(46)は、ユーチューブ番組を参考にするとともに「友達に、どこに(票を)入れる?と聞く」。富士市の主婦(48)は投票を忘れないよう、「選挙始まったね、ポスター貼ってない人もいるねと、候補者の主義主張以外の当たり障りのない話を積極的にしている」という。
 職場では、話題に上げるのを避けている人が一定数いた。小山町の女性会社役員(64)は家族とはよく話すが、職場では話さない。「経営者の私が話を振ると、特定の候補者を押しつける雰囲気になってしまう」と懸念する。県外の自営業男性(54)は「接客業で、さまざまな考えの方が出入りするため、話題にしない」。
 浜松市中区の男性会社員(51)も「他人の政治信条は仕事とは無関係。万一意見が対立したら、後が面倒になる」と勤務先では敬遠する一方、家族とはニュース番組を見ながら話題を膨らませている。ただし、「対立しても論破はしない」。長泉町の男性会社員(63)は「1人暮らしで、職場ではまだコロナの会話規制がある」といい、話題にすることはほとんどないという。
 ■アンケート概要 6月24日から26日にLINEを通じて実施し、86件が寄せられた。

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