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特集 : 福祉・介護

医療ケア児の相談拠点 静岡県総合庁舎別館に開設 

 静岡県は4日、日常的にたんの吸引や人工呼吸器などを必要とする医療的ケア児やその家族の相談窓口となる支援センターを静岡市駿河区の県総合庁舎別館に開設した。医療や福祉、教育など多様な相談にワンストップで対応し、関係機関との橋渡し役を担う。

県医療的ケア児等支援センターの開所を祝う川勝平太知事(左)と渡辺昌子会長=静岡市駿河区の県総合庁舎別館
県医療的ケア児等支援センターの開所を祝う川勝平太知事(左)と渡辺昌子会長=静岡市駿河区の県総合庁舎別館

 県看護協会が委託を受け、看護師資格を持つ職員2人が常駐する。電話やメールを中心に必要に応じて面接も行う。同協会の渡辺昌子会長は「家族と交流を持ち、サロンのような温かい雰囲気の中でセンターを育てていきたい」と話す。
 自宅で暮らす医療的ケア児は県内に約600人いるとされ、医療だけでなく就園就学や就労など支援ニーズは多岐にわたる。県医療的ケア児者家族会によると、相談先が分からなかったり、行政への問い合わせをためらったりする家庭は少なくないという。家族会の杉本尚美代表は「専門の相談先ができたことが家族の安心感につながれば。家族と関係機関とのつなぎ役になってほしい」と願う。
 開所式で川勝平太知事は「子どもたちの可能性を育めるように、困っている子どもや家族の支援を期待している」と述べた。
 医療的ケア児の支援にあたっては、ノウハウを持つ人材不足も課題の一つ。センターでは人材養成にも取り組む予定だ。
 支援センターは<電054(204)1380>(平日午前10時~午後4時)。

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