シラス堪能、港町楽しむ 長野・木曽町児童、友好市の湖西を訪問

 湖西市と関所のあるまちとして友好都市関係を結んでいる長野県木曽町の児童約70人が30、1の両日、湖西市新居町を訪れた。シラスの釜揚げ体験や手筒花火の観賞を通じ、港町の文化に親しんだ。

出来たての釜揚げシラスを味わう児童=湖西市新居町の海湖館
出来たての釜揚げシラスを味わう児童=湖西市新居町の海湖館

 30日から1泊2日の日程で木曽町の福島、日義、開田、三岳の4小学校の5年生が参加。初日は伝統の手筒花火で歓迎を受けた。
 2日目は新居関所を見学後、観光施設「海湖館」へ移動した。釜揚げ体験では、釜で煮立てた湯に生シラスを投入。児童は表面に浮いてきたシラスをざるですくい上げ、出来たてを味わった。
 隣の海水浴場で水遊びも楽しんだ日義小の倉本朔君(10)は「シラスは少ししょっぱくて、ほろ苦いのがおいしかった」と笑顔を見せた。
 新居小児童と例年交流しているが、新型コロナウイルスの影響で一昨年と昨年は来訪を取りやめ、今年は交流を控えた。来年1月には新居小児童が木曽町を訪問し、スキーを体験する予定。

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