山里いきいき応援隊 浜松市が委嘱、中山間地振興に力

 浜松市は1日、市内の中山間地域の維持・活性化を担う「浜松山里いきいき応援隊」の新隊員として、金田鈴音さん(21)と杉村剛さん(34)の2人に委嘱書を交付した。

奥家部長から委嘱書を受ける金田さん(中央)=浜松市役所
奥家部長から委嘱書を受ける金田さん(中央)=浜松市役所

 金田さんは静岡文化芸術大の4年生で、天竜区佐久間地域を担当する。自身が所持するわな猟免許を生かした獣害対策のほか、地元住民らが参加できるイベントを構想中で「地域振興に貢献したい」と語った。
 北区引佐地域を受け持つ杉村さんは、中区出身。鹿児島県の与論島から浜松市にUターンしてきた。農産物を生かした商品開発やブランド化などに挑戦する予定という。
 市役所で行われた委嘱式では、奥家章夫市民部長が2人に委嘱書を手渡した。奥家部長は「まずは地域の皆さんの中に飛び込んでほしい。住民の期待を肌で感じ、活動を考えて」と激励した。
 隊員の任期は最長3年間。

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