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茶葉から変動幅超過の放射性セシウム 浜岡原発周辺調査

 静岡県は30日、浜岡原発(御前崎市佐倉)周辺の環境放射能調査の結果を公表した。浮遊塵と茶葉から過去の変動幅を上回る放射性セシウムが検出された。県は健康への影響が心配されるレベルではないとしている。
 浮遊塵は御前崎市4カ所、牧之原市1カ所から採取し、1立方メートル当たり0・023ベクレル検出された。茶葉は御前崎、牧之原、菊川の3市計5カ所で検査し、1キロ当たり0・076ベクレルだった。過去の変動幅を超えた要因について、浮遊塵は採取地点付近での工事、茶葉は過去の核実験や東京電力福島第1原発事故の影響としている。
 発電所周辺の海で採取したシラスとアジは過去の変動幅の範囲内だった。

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