焼津の課題 商議所青年部、市職員と討議

 焼津商工会議所青年部は28日、市職員を交えた意見交換会を同商議所(焼津市焼津)で開いた。参加者は観光や焼津駅前活性化など五つのテーマについて、話し合った。

グループごとに分かれて意見を交換する参加者=焼津市焼津の焼津商工会議所
グループごとに分かれて意見を交換する参加者=焼津市焼津の焼津商工会議所

 青年部は1年間かけて、市に提出する政策提言をまとめていく。この日の意見交換会は市の現状について理解を深める目的で企画された。
 青年部メンバーと市職員の計35人は「若者世代の人口流出」「新たな観光コンテンツの開発」「高齢化社会の移動手段」といったテーマ別に分かれた。市職員が取り組んでいる施策を説明して地域課題を共有した上で、意見を交わした。
 観光をテーマにしたグループは焼津温泉を目玉のコンテンツに据えるべきとしたほか、市街地に誘客するため、焼津さかなセンターの移転を提言した。交通のグループは自動運転のバス導入を意見として出した。

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