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特集 : 御前崎市

浜岡原発再稼働へ意欲 株主総会で中電社長、審査「着実に進捗」

 中部電力は28日、定時株主総会を名古屋市内で開いた。新規制基準に基づく再稼働の適合性確認審査が長引いている浜岡原発(御前崎市佐倉)について、林欣吾社長は「着実に進捗(しんちょく)している。安全を大前提に、早期再稼働へ取り組む」と強調した。株主からは、子会社トーエネック(名古屋市)が函南町で進める大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業に関し、グループ全体の法令順守姿勢を問う意見が出た。

中部電力の株主総会に参加する株主=28日午前、名古屋市東区
中部電力の株主総会に参加する株主=28日午前、名古屋市東区

 適合性確認審査の重要なポイントとなる基準津波の考え方などへの質問が相次いだ。一部の株主からは「再稼働していれば、電力不足の不安が解消されるのでは」と進展がないことへいら立つ声も。伊原一郎専務は「津波発生要因の調査を実施し、十分に余裕を見た評価をしている。津波が防波壁を越えても建物内に海水が浸入しないよう対策している」と説明した。
 函南町でのメガソーラー開発を巡り、地元では反対運動が起きている。株主からは「地元の意思に反して事業を強行しないでほしい」との要望があった。水谷仁副社長は「グループの経営戦略会議で、地元の声を尊重し誠実に対応するよう重ねて指導している」と述べた。
 株主総会後の定例会見で林社長は「昨年、一昨年に続いて意見があったことを重く受け止めている。地元の意見を大切にしながらグループを挙げて再生エネルギーの普及拡大に努めたい」と語った。
 総会には185人が出席した。原子力事業の撤退を求める株主議案など5議案は否決された。

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