工事現場 迫力に驚き 浜松・村櫛小児童が見学

 浜松市中区の山平建設は27日、西区の宇布見公共マリーナの浚渫(しゅんせつ)工事現場などの見学会(ジュニアサポーター浜松協力)を現地で開いた。西区の村櫛小5年生22人が参加し、土木工事への理解を深めた。

工事現場を見学する村櫛小の児童たち=浜松市西区
工事現場を見学する村櫛小の児童たち=浜松市西区

 建設業の担い手不足を受け、児童に建設業の仕事内容や魅力を伝えようと企画した。
 現場では、川底にたまった土砂を除去し、石灰を混ぜ合わせて水分を減少させる浚渫工事の工程を説明した。大型重機「クラムシェル」が大量の土砂をつかんで運ぶ作業も披露し、児童からは「すごい」「大きい」などと歓声が聞かれた。
 このほか、土木の仕事を解説する講座や鉄筋の組み立て体験、浜名湖に架かる中之島大橋(同区)の補修工事見学も行った。中村光希さん(11)は「こんなに間近で見たのは初めて。ダイナミックな作業で驚いた」と話した。
 

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