天浜線沿線の魅力研究 浜松学院大生、活性化策を提案

 浜松いわた信用金庫は28日、インターン生による天竜浜名湖鉄道と沿線地域の活性化に向けた事業構想発表会を、浜松市天竜区の同鉄道本社で開いた。浜松学院大生が、松井宜正社長らに若者目線での活性化策を提案した。

松井社長らに天浜線沿線の地域活性化のアイデアを提案するインターン生=浜松市天竜区の天竜浜名湖鉄道本社
松井社長らに天浜線沿線の地域活性化のアイデアを提案するインターン生=浜松市天竜区の天竜浜名湖鉄道本社

 発表したのは現代コミュニケーション学部に在籍する3年生4人。3カ月のインターン期間中、1カ月半かけて天浜線沿線に出向き、地域の魅力と課題を研究した。
 発表では、趣味のバイクや古着に着想を得た「バイクの里二俣」「沿線のビンテージ空間化」の提案、SNSの活用を進める「デジタル化計画」などの構想が伝えられた。松井社長は「今までにない着想。いろんなアイデアをいただいた」とコメント。同信金地域貢献課の川上恵介次長は「短期間だったが、地域の課題と向き合い、解決の道を考えるという信金の仕事の一端に触れてもらえたと思う」と話した。
 

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