袋井市が性別欄廃止 7月1日から、申請書など212件

 袋井市の大場規之市長は28日の定例記者会見で、7月1日から総合体育館利用許可申請書、介護保険被保険者証交付申請書といった申請書などの関連書類212件の性別欄を廃止すると発表した。
 市は規則、要綱などで性別記載が必要な申請書など全340件の性別欄の見直しを行った。法令など根拠が明確な書類や、業務上必要な書類を除いて218件を削除可能とした。うちシステム改修を要する書類6件はシステム改修時に削除する予定。性別情報が必要な書類についても記載方法を工夫する。
 今年2月に申請書などにおける性別記載に関する基本方針を策定した。共生社会の実現に向け、多様な性のあり方への理解促進に努めていく。

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