テーマ : 医療・健康

受診控え減り19億円黒字 浜松医療センター 21年度連結決算

 浜松市と市医療公社は27日、浜松医療センター(中区)の2021年度連結決算(速報値)を市議会大型公共施設建設調査特別委で報告した。純利益は19億2千万円の黒字で、前年度に比べ15億6700万円増えた。入院、外来収益の増加や国・県の新型コロナウイルス関連の補助金が寄与した。新入院患者は899人増の1万3519人。平均在院日数が12・6日と0・7日短くなったため、入院患者延べ数は1396人減の16万8417人。診療単価の高い先進医療に注力し、入院収益は8億7千万円増の121億2200万円を確保した。
 外来患者延べ数は新型コロナによる“受診控え”の傾向が和らぎ、7270人増の23万6116人。外来収益は45億2900万円(2億3400万円増)だった。
 国・県からの補助金は20億2600万円、市の一般会計から病院事業会計への負担金は16億2400万円。支出は給与費が95億1900万円で最も多く、次いで材料費が51億8600万円となった。

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