長泉メロン出荷開始 JAふじ伊豆が目ぞろえ会 糖度例年並み
JAふじ伊豆長泉メロン部会は27日、出荷数が少ないため「幻のメロン」と呼ばれる長泉町特産の「長泉メロン」の目ぞろえ会を同町下土狩のJAふじ伊豆特産センターで行った。同日、出荷を開始した。
部会員やJA職員ら約15人が参加。長泉メロンは同町北部で生産されている。ミツバチで交配し、一株に1玉だけを残して栽培するためおいしさが凝縮されるという。参加者は生産者4人が持ち寄ったグレースとアールス2種類の果肉の糖度を調べた。今回そろったメロンの糖度は12~15・5度で、例年並みだといい、13度以上を出荷する。
井出昌宏部会長(75)は「天候に恵まれ、思ったより良いできになった」と品質に太鼓判を押す。
JAによると、ことしは例年に比べ多く収穫できそうで2730ケースの出荷を予定。中元贈答用として人気があるという。