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久々花火大会、浴衣で 沼津の呉服店、小中高女子に格安販売

 沼津市高島町の大田呉服店(大田紀人社長)は8月末まで、小学5年生から高校生までの女子を対象に格安で浴衣を販売するキャンペーンを実施している。同市では7月、3年ぶりに狩野川花火大会が開かれることから、大田社長は「久々の花火大会で浴衣を着て、改めて和装の良さを知ってほしい」と願う。

スタッフ(右)のアドバイスを受けながら浴衣を選ぶ親子=沼津市の大田呉服店
スタッフ(右)のアドバイスを受けながら浴衣を選ぶ親子=沼津市の大田呉服店

 キャンペーンは10年前から実施していて、浴衣、帯、げたを各千円で販売する。母親には500円で着付けを指導する。5500円で浴衣姿での撮影もする。店を訪れた同市の高校2年生庄司優佳さん(16)は「かわいい浴衣ばかり。浴衣を着て花火大会に出かけてみたい」と好みの柄を選んでいた。
 大田社長は「コロナ禍で浴衣や着物を着る機会が減ってしまった。親子で和装に親しんでほしい」と話した。
 

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