リサイクル大切さ学ぶ キヤノン社員と分別実験 三島・徳倉小

 リサイクルに力を入れるキヤノンの社員を講師に招いた環境出前授業が24日、三島市立徳倉小で開かれた。国連の持続可能な開発目標「SDGs」などについて学んでいる5年生66人が、座学と実験を通じてリサイクルの大切さを考えた。

分別の実験に挑戦する児童ら=三島市立徳倉小
分別の実験に挑戦する児童ら=三島市立徳倉小

 鉄やプラスチック、ビーズなどが混ざった4種類の物質を、磁力や重さ、大きさなど異なる特徴を利用して分別する実験に挑戦した。磁石で鉄を摘出したほか、ふるいに掛けて大きさで分けたり、重さによる水中の浮き沈みで分離させたりして4種類を別々に取り出した。数人のグループごとに取り組み、さまざまな道具を使いながら工夫を凝らして成功させた。
 座学では、レーザープリンターで消耗するトナーカートリッジを全国から茨城県の工場に集めてリサイクルする同社の取り組みについて話を聞き、地球環境を守る3R(リユース、リデュース、リサイクル)やSDGsの意義などを学んだ。
 

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