⚽ジュビロ磐田 終盤に追い付く J1リーグ第18節

川崎―磐田 後半、同点ゴールを決めて祝福される磐田・伊藤(右から3人目)=川崎・等々力(写真部・小糸恵介)
川崎―磐田 後半、同点ゴールを決めて祝福される磐田・伊藤(右から3人目)=川崎・等々力(写真部・小糸恵介)

 明治安田J1リーグは25日、各地で第18節の3試合が行われ、前節3位の川崎と対戦した磐田は終盤に追い付き、1-1で引き分けた。

 ②等々力(2分け)▽観衆19024人
 川崎 10勝4分け4敗(34) 1(1―0 0―1)1 磐 田 4勝7分け7敗(19)
▽得点者【川】山根(3)【磐】伊藤(1)

 【評】磐田は終了間際に追い付き、川崎と引き分けた。
 磐田は立ち上がりから相手に球を保持され、守備ブロックを敷いて耐える時間が続いた。前半33分、DF裏への浮き球を通されると、DF山根に決められて先制を許した。
 1点を追う後半は前掛かりに攻撃を仕掛けた。後半17分にMF遠藤がミドルシュートを放ったがGK正面。40分には遠藤の右CKをゴール前に飛び込んだDF伊藤が頭で決めて同点にした。


 ⚽伊藤ヘッド 川崎から勝ち点
 敗戦が濃厚になった後半40分。磐田はMF遠藤の低い弾道の右CKを近いサイドに飛び込んだDF伊藤が頭で合わせて同点に追い付いた。J1初得点でチームに貴重な勝ち点1をもたらした伊藤は「ヤットさん(遠藤)のボールが良かったので合わせるだけだった。厳しいゲームだった」と胸を張った。
 ただチーム得点王のFWファビアンゴンザレスを状態不良で欠き攻撃に迫力を出せなかった。前半で3点を奪って快勝した前節鳥栖戦から一転、前半のシュート数はゼロ。ひたすら自陣で守備ブロックを敷いて耐えるだけで、昨季王者を相手に防戦一方だった。
 日本代表クラスをずらりとそろえる川崎に対し、球を持たれるのは織り込み済み。その上でサイドを起点にカウンターを仕掛けて攻撃を組み立てるはずだったが、攻守の切り替えの速さでも相手が上回った。後半に押し込んだものの、川崎のMF大島(静岡学園高出)にも中央で翻弄(ほんろう)された。
 今季初のリーグ戦連勝はならず、6月1日の天皇杯2回戦から続く公式戦連勝も3でストップ。「川崎を相手に自信になったが、逆転できるように力を付けたい」と伊藤監督。後半戦の初戦は、ワンチャンスを生かして何とか土壇場で追い付いたものの、全体を見渡せば課題も残る一戦になった。
 

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