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事業総利益ほぼ横ばい 旧JAなんすん 2022年3月期

 JAふじ伊豆の存続団体となった旧JAなんすん(沼津市)は24日、2022年3月期決算を発表した。事業収益から事業費用を引いた事業総利益は前期比0・9%増の46億8900万円。二大事業のうち、信用利益は増えたが、共済利益が減りほぼ横ばいだった。
 金融系の信用事業総利益は3・3%増の31億8千万円、保険の共済事業総利益が1・4%減の11億700万円。人件費や業務費などの事業管理費が増え、経常利益は19・0%減の4億5900万円、純利益にあたる当期剰余金も6・2%減の3億5900万円だった。農畜産物の販売・取扱高は28億2600万円で、3・6%増加した。荒茶や水稲、イチゴ、メロン、ネギ、枝豆など多くの品目で前期を上回った。製茶とそばの加工製品販売高も伸長した。
 なんすんを含む県東部8農協が合併し、4月にJAふじ伊豆が誕生した。同JAの23年3月期は事業総利益218億9200万円、経常利益14億100万円の見通し。

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