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退任の硎谷副市長 部長級職員で採用 7月から沼津市

 沼津市は24日、6月末で退任する硎谷(とぎや)明正副市長を、7月1日付で理事(部長級)の一般任期付き職員として採用すると発表した。任期は2年間。
 市人事課によると、来年の市制100周年や大規模事業を控えているため、頼重秀一市長が行政経験豊富な硎谷氏に依頼したという。硎谷氏は市政の重要施策に関し、部局間の連絡調整や指導助言などを行う。硎谷氏は取材に「事業に関して過去の経緯などを知る立場として、就任間もない吉沢勇一郎副市長や後任の副市長を支えたい」と述べた。
 硎谷氏は元県職員で2017年に副市長に就任。2期目途中で退任を申し出、今月3日付で退任届が受理された。

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