自民党新人 若林洋平氏【参院選しずおか 立候補者の横顔】

 昨年10月の参院静岡選挙区補欠選挙の敗北から8カ月。「一人でも多くの人に話を聞いてもらいたい」と原点に立ち返り、県内各地を回って有権者と対話を重ねてきた。
 ウクライナ侵攻や物価高など国内外の情勢は大きく変わった。「国民の生命と財産を守らなければならない」。自民党公認候補としての責任と自覚を痛感する。
 製薬会社勤務や病院事務長を経て、当時県内最年少となる37歳で御殿場市長に就任した。現場主義にこだわり、観光振興や子育て支援、企業誘致に力を入れた。自治体だけでは解決できない課題にも直面し、国政を志した。「下積みも経営者の経験も行政経験もある。現場を知り、県内35市町の代弁ができる」とアピールする。
 義理と人情を大切にする。落選後は自民党議員や支援者の温かさに触れた。「仕事で恩返ししなければ」と雪辱を誓う。補選の反応からトレードマークの髪形「フジヤマカット」は封印したが、評判は上々という。
 子どもが成長した姿に「何げない幸せを感じる」と父親の一面をのぞかせる。最後の晩餐(ばんさん)は「御殿場コシヒカリに地元で採れた野菜の漬物、みそ汁があれば満足です」

 わかばやし・ようへい 水戸市出身。埼玉大卒。民間病院事務長を経て2009年の御殿場市長選で初当選し、21年8月まで務めた。

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