射撃場外壁破損は貫通弾 18メートル先の隣接地で発見 浜松西署

 浜松西署(浜松市西区大人見町)の敷地内にある射撃場の外壁の一部が破損していた問題で、県警は23日、外壁から18メートル離れた隣接地の畑内から訓練弾1発が見つかったと発表した。県警施設課は、射撃場内で発砲した訓練弾が壁を貫通した可能性が高いとして「二度と起きないよう、原因究明と対策に万全を期す」と話している。

弾が貫通して破損したとみられる射撃場の外壁=23日午後5時15分ごろ、浜松西署
弾が貫通して破損したとみられる射撃場の外壁=23日午後5時15分ごろ、浜松西署

 同課によると、破損していた外壁部分は南東側に位置し、射撃場内では標的側にある。弾をとどめる設備などをそれた1発が、厚さ6センチのコンクリート状の外壁も貫通したとみられる。破損は横幅11センチほどのクレーター状の穴になっていて、地面から6メートルの高さにあった。22日午後2時ごろに署員が発見した。
 訓練弾が見つかったのは23日午前10時ごろ。畑内にあるビニールハウスの屋根の間にある雨どい部分につぶれた状態で落ちていた。所有者には事情を説明済みという。貫通した弾は1発のみとみられ、けが人や壁以外の物的被害はなかった。
 射撃場は、同署が新設された2019年4月から、西部方面の警察官が訓練するために使用されていた。訓練は22日から当面中止し、建設業者とともに破損原因の調査などを続ける。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ