若林氏先行、平山氏続く 山崎、鈴木氏追う【参院選しずおか】

 静岡新聞社は23日、共同通信社の参院選電話世論調査に県内各地の取材を加味し、静岡選挙区の序盤情勢を探った。自民党新人の若林洋平氏(50)=公明推薦=が先行し、2議席目を無所属現職の平山佐知子氏(51)がうかがう展開で、無所属現職の山崎真之輔氏(40)=国民推薦=と共産党新人の鈴木千佳氏(51)が追う。諸派新人の山本貴史氏(52)、NHK党新人の舟橋夢人氏(56)と堀川圭輔氏(48)、無所属新人の船川淳志氏(65)は支持が広がっていない。投票先を決めていない人が3割ほどいて、終盤に向けて情勢が変化する可能性がある。

 若林氏は自民支持層の6割、公明支持層の5割を固め、全県で優位に立つ。幅広い年齢層に浸透し、無党派層からも一定の支持を得る。昨年10月の補欠選挙で敗退後、課題の知名度不足を地道な活動で解消しつつある。終盤で逆転された補選の経験から陣営は緩みを警戒し、引き締めを図る。
 再選を目指す平山氏は元キャスターの知名度もあり、無党派層に支持を広げる。候補者を擁立していない立憲民主党、日本維新の会の支持層にも食い込む。目立った組織的支援がない中、勝手連的な動きが各地であり、特に県中部、地元の中東遠で強さを見せる。
 山崎氏は65万票を獲得した補選の勢いが見られない。推薦を受けた国民民主党の支持は3割程度にとどまり、補選では9割の支持を集めた立民の支持も2割程度と広がりを欠く。推薦は見送った立民の国会議員が応援に入り、てこ入れを図っている。
 鈴木氏は共産支持層の8割を固め、立民からも2割程度の支持を得る。女性からの一定の支持もあり、県中部で勢いがある。自公政権の批判票の受け皿になっている格好で、課題である無党派層への浸透に力を入れる。
 山本氏はネットを主戦場に政治団体「参政党」の普及に力を入れる。舟橋氏と堀川氏はN党支持者以外に広がりを欠く。公示直前に出馬表明した船川氏は出遅れている。

 ■静岡選挙区立候補者(届け出順 敬称略)
 舟橋夢人(56)N新(IT会社社員)
 鈴木千佳(51)共新(党県女性・子育て部長)
 山本貴史(52)諸新(元県議)
 山崎真之輔(40)無現①[国](元県議)
 若林洋平(50)自新[公](元御殿場市長)
 平山佐知子(51)無現①(フリーアナウンサー)
 堀川圭輔(48)N新(食品販売会社社員)
 船川淳志(65)無新(経営コンサルタント会社社長)
 ※[囲み]の政党は推薦 

 

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