テーマ : 芸能・音楽・舞台

ドラムの楽しさ♪議論 浜松で気鋭2人が座談会

 気鋭のドラマー2人が奏法を語り合う「ドラム・ザ・座談会」が、浜松市西区のカフェ「エスケリータ68」で開かれた。バンドサウンドを下支えする苦労や楽しさについて、お互いへの敬意を込めて議論した。

ツインドラムで演奏する伊藤大地さん(左)と滑川博生さん(右)。中央はゲストボーカルの後藤香朱実さん=浜松市西区のエスケリータ68
ツインドラムで演奏する伊藤大地さん(左)と滑川博生さん(右)。中央はゲストボーカルの後藤香朱実さん=浜松市西区のエスケリータ68

 インストバンド「SAKEROCK」の創設メンバー伊藤大地さんと、ジャズやラテンなど幅広い音楽性のバンド経験がある滑川博生さん(三島市)が登場。2基のドラムセットに座り、それぞれが参加した近年の楽曲を聴きながら、ドラムパートの工夫を実演、説明した。
 スティックさばきの練習や、バンド演奏時のテンポの修正方法など、寄せられた質問にも専門家の立場から答えた。高校時代はロックバンド「X JAPAN」に憧れていたという滑川さんは「どんな音楽でも、上手に演奏すること以上に“熱量”を大事にしている」と語った。
 伊藤さんは反復練習の大切さに触れ「鍛えた腕の筋肉は、スティックを思い切り振り下ろす時だけでなく、優しく小さな音を出す時にも通用する」と説いた。
 店の“マダム”後藤香朱実さんを招いて、日本ロックの名曲を披露する一幕もあった。

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