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次期静岡県議選 定数68維持を議長に答申 調査検討委

 静岡県議会選挙区等調査検討委員会(山田誠委員長)は21日、2023年春の次期県議選の定数を現行の68で維持し、清水町・長泉町選挙区(定数1)を清水町1と長泉町1で分区するとともに、沼津市の定数を4から3に減らすことを薮田宏行議長に答申した。7月1日の6月定例会最終日に条例改正案を提出する。

薮田宏行県議会議長に答申する山田誠委員長(左から3人目)=21日午後、県庁
薮田宏行県議会議長に答申する山田誠委員長(左から3人目)=21日午後、県庁

 昨年11月公表の国勢調査では議員1人当たり人口に換算して議員約1・3人分の人口が減少したが、全国と比較して議員定数が少ないことや、浜松市の行政区再編が正式決定する前に同市の選挙区を変更すべきではないとの意見があり、定数は現行通りとした。
 選挙区については人口配分で定数のみを変更すべきとの意見もあったが、1票の格差を少しでも減らせる分区を採用した。
 山田委員長は「国勢調査の結果をしっかり反映させようと、時間はかかったが意見をまとめられた。過疎地の対応など今後の課題は改選後の議論に委ねたい」と述べた。

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