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原・浮島地区「道の駅」見送り 地元が類似施設目指す 沼津

 沼津市は20日、原・浮島地区で「道の駅」の整備を見送る方針を市議会総務委員会で報告した。市商工会が要望を取り下げたことや、候補地周辺で進む農業団地構想の中で類似施設の整備を目指す方向性が地元から示されたことを受けた。

道の駅、農業団地構想地
道の駅、農業団地構想地


 山田晃良政策企画課長は理由として、2021年度に周辺の農業団地構想が具体化されたことや、地元代表や有識者でつくる「道の駅整備検討委員会」が今年5月、農業団地の中で類似機能の整備を目指すべきとする意見をまとめたことを挙げた。
 道の駅構想は計画中の東駿河湾環状道と国道1号の合流点付近を候補地とし15年に市商工会が市に要望していた。同じ地区では今年5月に完成した植物工場「ブロックファーム」を核にした農業団地構想が計画されている。

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