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茶況(6月19日)早場所で減産観測 静岡市中 県産二茶

 静岡市中の県産二茶は、前日の降雨により出回りはほとんどなかった。早場所で生産にめどをつける工場が増える中、減産観測が広がっている。
 初倉では今週中に多くの工場が生産を終える見通し。生産者は「需要が膨らまないとの前評判からミル芽摘採を徹底した。夜温が上がらず、芽伸びも進まなかった」と今期の二茶を振り返る。
 静岡茶市場には、本山筋などが少量上場した。本山筋は900円台から700円台で商談が成立した。二茶仕入れをほぼ終えた市中問屋は「末端の需要はあまり伸びていない」とみる。

 藤枝 降雨の影響に伴い取引は行われなかった。
 島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場は2工場から2口170キロが上場、700~500円台の取引。同川根工場は10口1991キロ、平均は733円。金谷、川根両地域共に前日の雨で出荷は少量だった。
 榛原、相良 前日の雨で出荷はなかった。茶業関係者によると、二茶生産は残り数日のもよう。
 掛川、小笠 前日の雨で掛川茶市場、JAサエリアで取引はなかった。梅雨入りし、生産者は天候を考慮して摘採計画を立てている。
 袋井、森 前日の雨で多くの工場が生産を休んだ。袋井市内は最終盤を迎え、今週中には二茶生産がほぼ終了する見通し。

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