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体罰・暴言の飛龍高を処分 学生野球協会が審査室会議

 日本学生野球協会は17日、審査室会議を開き、指導者3人が複数の部員に体罰や暴言を加えた飛龍高(沼津市)など高校7件の処分を発表した。同校の60代の監督と40代の副部長を7月12日までの謹慎2カ月、20代の副部長を9月12日までの謹慎4カ月とした。
 飛龍高によると、監督には部員を練習から排除するような不適切発言があり、副部長は試合でミスをした部員の頬を平手打ちするなどの体罰があった。監督は既に退任し、前部長が監督に、小畑浩校長が部長に就く新体制で、7月3日開幕の全国高校野球選手権静岡大会に臨む。
 同高の斉藤浩幸副校長は「今回の処分を厳粛に受け止めている。現在新しい指導体制の下、夏の大会に向けチーム一丸となり活動している。学校としては全力で応援していく」とコメントした。

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